中学に進学して英語の授業についていけなくなり、近所の個別指導の英語塾を探していたところ吉田塾に出会いました。塾では基本的に自分のペースで問題を解いて分からない部分をその場で質問し、それを踏まえてやるべきことを宿題として出していただいていました。自分から質問をすることもありますが、先生が巡回して様子を見てくださっているので、気づかずにミスをしている時などにアドバイスを受けることもありました。
中学の間は週に2回、学校から塾へ行って学校の宿題を解き、苦手分野を問題集から宿題として出していただいていました。自分で教材を持っていって「今日はこれを進めたい」と伝えるとそのまま見ていただけたので、英検やGTEC対策なども都度指導していただきました。学期ごとに自分の希望する時間帯を指定できるのも、大変ありがたかったです。長期休みの期間は受講できるコマの枠も広がるので、部活動と並行していても勉強時間を効率よく増やすことが出来ました。
英文法は学校で使用したEvergreenを辞書代わりにしながら、NEXT STAGEや頻出英文法問題集1000を繰り返し解きました。長文読解は学校の宿題やテスト、模試、英検の予想問題や過去問を使用しました。単語はシステム英単語が一番使いやすかったですが、文で覚える英単語は覚えやすく、読解や音読にも使える上に英検対策にもなったのでおすすめしたいです。
高校に入ってからは大学受験に向けた勉強として、より高度な読解問題や英文法問題を同じように解き進めました。高3時は、週に2回の英語に加えて、週に1コマ古典も受講しました。その時点で学校の学習進度からだいぶ遅れていましたが、丁寧に基礎から教えていただき、周りに追いつくことが出来ました。
合格につながった学習法は、自身の弱点を意識して学習することだったと思います。新しい問題をたくさん解くよりは、持っている教材を何度も解いてどうしてそこを間違えるのかを認識することが大切だと思います。また、高校から音読を始めたのも大きかったと感じています。アクセントの位置を意識することで文全体の構造を自然と意識するようになりますし、複合的な単語の意味をより掴みやすくなります。リスニング力も安定化出来たと思います。
私は高校1年の時に起立性調節障害を患い、登校できなくなりました。成績は学年最下位ほどまでに落ち、進級に必要な単位も取れず通信制高校に転校することになりました。現役受験は試験会場に行けない日もあり、結果その年は全て不合格でしたが、このままでは終われないという気持ちが強くなり浪人を決意しました。
幸い秋頃には体調はだいぶ良くなりましたが、当然それまでの勉強時間は十分ではなく、模試の結果にもぶれがありました。後戻りが出来ない気持ちで残りの3ヶ月に出来る限り弱点の洗い出しと対策をしましたが、迎えた共通テストの結果は現役受験時よりも悪く、絶望的な気持ちでした。吉田先生に相談したところ、滑り止めを2校にしてはどうかというアドバイスをいただきました。結果、第二、第一志望受験前に複数の合格をいただき、本命受験に集中することができました。
志望校合格は、落ち着いて試験を受けられたことで実力以上のものが発揮できた結果だった考えています。もう無理だと思っても、そのとき出来ることをしてみてください。
そして体調だけは死守してください。本当に元も子もなくなるので
最後になりましたが、限られた時間で古典の基礎力を定着させてくださった羽生先生、ありがとうございました。そして、6年という長い間、若干不真面目だった私の英語力をここまで鍛えてくださり、どんな時も静かに見守っていてくださった吉田先生、感謝してもしきれません。先生がいなければこの合格はありませんでした。本当に、本当にありがとうございました。