日比谷で下から15番目だった私が東北大工学部に合格した話を書こうと思います。一年生の間日比谷に入れて満足し全く勉強しなかったので、下から数えた方が速いような順位でした。高2になり危機感を覚え、集団塾に行き始めました。英語、数3、物理の講座を取っていたのですが、英語に関しては基礎ができてない私には合わず、個別指導の塾を探し始め、高2の冬に出会ったのが吉田塾でした。吉田先生はただ英語を教えるだけではなく、使うべき参考書やその活用の仕方まで教えてくださったので、勉強方法が分からなかった私にとってとてもありがたかったです。入ってから三ヶ月ほどは先生に教えてもらいながら文法の抜けていた穴を埋めていき、英単語とイディオムを暗記しました。集団塾や学校では、基礎ができている人のための発展的な授業だった一方、吉田塾では自分の分からない所をピンポイントで教えていただけたので、学校の授業を真面目に受けていなかった方や自分の弱点が分からず何をしていいか分からない方におすすめです。
受験を終えてみて、受験はいかに面倒なことをいかに真摯に取り組むかだと思いました。私は何か特別な勉強をして受かったわけではありません。ただ、以下4つのことを継続しました。
① 十分な睡眠を取り、しっかり3食食べる
② 塾の授業や模試の復習をしっかりする
③ 短期的な目標と長期的な目標を設定し、計画を立てる
④ 色々な参考書に手を出さない(同じ問題集を周回する)
一見簡単なように見えますが、大体の人は夜更かししたくなるし、復習も計画立ても面倒だと感じるし、成績が伸びないと新しい参考書を使いたくなります。上記の4つを守ることは勉強を効率よく進める上で重要でした。
問題はどう勉強のスイッチを入れるかですが、正直私は友達の影響でした。そもそも大手集団塾に行き始めたのも友達に誘われたからで、高2の1月に受験生としてのスイッチが入ったのも11月位から周りがやり始めたからでした。最初は休日に7時間もできませんでしたが、慣れれば最低でも11時間、多くて13時間できるようになりました。行きたい志望校を見つけるとか、ライバルに模試で勝ちたいとかなんでもいいですがどうにかスイッチを入れられれば勉強が当たり前になるのでそれほど苦ではないと思います。勉強したくなくなる時には、好きな教科をやったり、(効率は悪いですが)音楽を聴きながらやったりしていました。
ここまで偉そうに合格体験記を書かせていただきましたが、この合格は私だけの力では全くありません。たまたま勉強が好きな人間に生まれて、塾に行かせてもらえる家庭で、明るいけど根は真面目な友人や相談に乗ってくれるフレンドリーな先生に恵まれていた環境のおかげだと思っています。今これを読んでいるあなたが少しでも大学受験を頑張りたいという思いがあるなら、周りへの感謝を忘れずに頑張ってください。この合格体験記が微力ながら助けになれば幸いです。
最後にこれからも使い続ける英語の能力を伸ばしてくださった吉田先生、本当にありがとうございました。