今年の3月にほぼ同じタイミングで小6(=新中1)生が入塾しました。二人とも英語を本格的に習うのは初めてで、英検は受けたことがありませんでした。「学校の先取りを、できれば(従来の)中1の内容くらいは中学校が始まるまでに予習しておきたい」そんな要望でした。
3月中は週2回ペースで新中学問題集中1発展編を学習。で4月に学校が始まるまでにほぼ終了。学校が始まってからは新課程の教科書+新中問にプラスして6月の英検対策として「英検4級をはじめからひとつひとつ丁寧に」(学研)を使用。6月の英検4級は余裕で合格。1学期の定期テストも高得点。迎えた7月。二人とも(友人でも知人でもないのですが)「10月に3級を取りたいんですけど・・・」と言って秋に3級に合格するためには夏休み中に何をどれくらいやればいいかと質問してきたのです。という訳で夏期講習会の内容は「英検3級合格必勝講座」的なものになりました。
使用した教材は①学校の教科書②新中学問題集中2発展編③英検3級文で覚える英単熟語④ 英検3級をはじめからひとつひとつ丁寧に ⑤英検3級過去問集、の5点。夏期講習会は週2回ペースで全16回。これで(旧課程の)中2までの文法事項をほぼ扱うことができます。英検3級は(旧課程の)中3までの学習内容が出題範囲ですが、中2の内容が終わっていれば合格点は取れるようになります。新中問で文法を固めつつ文単でボキャブラリーを増やしていきました。
こうして迎えた9月。正直7月の段階では10月に英検3級はギリギリだろうなと思っていたのですが、過去問をやらせてみると、7割くらい取れました!9月から10月の第2回英検までのひと月ちょっとは過去問を解きながら文単の2周目を進めていきました。そして英検の翌月曜日自己採点の結果を聞くと二人とも80%以上の正答率をあげていました。
という訳で現時点ではまだ英検3級に合格したわけではないのですが、小6の3月に本格的に英検の学習を始めて、7ヶ月ちょっとで英検3級は十分に可能だというお話でした!もちろんこの後の準2級は文法的にも高校内容に入りますし語彙も高校レベルになりますから第3回英検で合格、と言う訳にはなかなか行かないのですがどうも彼女たちは意外とその気で「受からないとは思うけど次はダメ元で準2級を受けてみたい」と言っていました(笑)