第3回英検1次試験結果

昨日は2018年度第3回の英検1次試験の発表日でした。
吉田塾からも何人か受験していて、昨日のうちに報告を頂いた事例をトップ画面に上げさせて頂きました。ここでは彼らの状況や学習方法について少し詳しく紹介していきます。
Aさん(都立文京高校2年生)2級合格
彼女は高校合格後の3月から吉田塾に通っています。以降学校の予習及び英検対策を授業で行い、6月の第1回試験で準2級合格し、今回約半年の準備期間を経て余裕をもって2級合格を果たしました。主に使用した教材は「英検2級 長文読解150」(旺文社)、「7日間完成英検2級予想問題ドリル」(旺文社)、の2点です。英検はなんと言ってもボキャブラリーが重要ですからボキャブラリー強化を第一に考え、2級レベルの長文をたくさん読んでもらいました。また、リスニングが不安とのことだったので “Engvid”などの無料映像動画サイトも1日10分程度見てもらうようにしました。
Bさん(豊島岡女子中学2年生)準2級合格
彼女は中2の夏休み前に入塾しました。その時は英検4級でした。もともと学校の英語の授業の補習目的で入塾されましたが、並行して英検対策も行っていました。10月の英検は学校行事の関係で受けられなかったのですが、その時点で3級の合格ラインは過去問では超えており、今回は3級をスキップして準2級に挑戦し見事合格しました。主に使用した教材は「英検準2級をひとつひとつわかりやすく」(学研)でした。準2級は対象が高校生レベルなので中学2年生では(たとえ難関進学校でも)未習事項である「仮定法」や「過去完了形」「関係副詞」などが出てきますが、このように未習事項が多い生徒には本書はとても有効な教材です。
Cさん(香蘭女学校中学2年生)3級合格
彼女も学校の補習及び英検対策として吉田塾に入塾しました。3級は私立中学であれば十分に学校の教材で対応できるので、教材としては「7日間完成英検2級予想問題ドリル」(旺文社)のみ使用しました。授業では英作文対策を中心に行い、今回余裕をもって3級に合格することができました。
現高1生以下の学年の方にとっては大学入試の英語がどのようになるかいまだに不透明な部分もありますが、英検で言えば準1級を取れる英語力があれば大学入試の英語で困ることはそうそうありません。したがって、現高1生以下の皆さんは先ずは英検各級の合格を短期的・中期的な目標として英語学習に励むのが良いと思います。