中学新課程の英語はなかなか大変そう

 保護者の方でも知らない人が割といらっしゃいますが、今年の4月より中学校は新課程となり教科書が全面的に変わっています。特に顕著なのが英語。すごくざっくり言うと中学3年間で従来の中1~高1の内容(=過去完了形、関係副詞、仮定法など)を学ぶようなカリキュラムになっています。
 なぜこんなことになっているかというと、小学校で英語が正式な教科になったことに由来しています。小学校の新課程は一足早く昨年の4月から施行されています。この新課程の小5、小6の英語の教科書で、これもざっくり中1~中2の1学期くらいまでの内容(現在形、現在進行形、過去形、助動詞、不定詞)が扱われています。よってそれを踏まえて中1では「小学校の復習事項」ということでレッスン1からbe動詞文、一般動詞文、命令文が混ざって出てきます。また単語もこれまでよりはるかに多い語数が出てきます。
 一方で小学校の英語はどうだったかというと新課程の教科書は配られたものの現場ではあまり活用されておらず、従来同様のアクティビティー(=ゲームや歌、挨拶程度の会話)重視の指導が行われていたような気がします。
 このような小学英語と中学英語の隙間を埋めることは本来は学校で行われるべきでしょうが、ちょっとそのような余裕は小学校にも中学校にも内容に思われます。中学校に入ってみて「あれ、うちの子英語で苦労しているのでは?」と思われたらぜひ一度吉田塾にご相談下さい
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